収益物件の代替運用について


不動産で運用しようとする場合、ワンルームマンション等の収益物件における賃貸収入を目的とする場合がある。これも一つの方法であるが、実物不動産への投資は数百万円とその投資金額も大きくなり、慎重になりがちである。ただし、実物不動産のメリットとしては、ローンを組むことができるという事である。収益物件の目利きを養い、うまく運用できればいいが、空室となったときのリスクは家賃がゼロになるわけだから大きいものとなる。 果たして、実物不動産に投資しなくても、同様の効果を得られるものがあるのかということになる。これらをある程度満たしていると思われるものが不動産投資信託いわゆる不動産リートなのである。この不動産リートは投資家から集めたお金で複数の収益物件に投資し、運用を行う。そして得られた家賃収入から費用を引いたものを分配金として、投資家へ払うのである。たいていの不動産リートは半期決算のため、分配金も半年に一度となる。 収益物件を購入するよりも不動産リートの方が優れている点として、流動性の高さが挙げられる。要するに、不動産リートの場合、これは、株式市場で売買できるので、価格さえこだわらなければ、ほぼ、売りたい時に売ることができ、しかも、書類のやり取りなどは不要なのである。その売買は株式投資と同様である。現金化したい時に現金に換金できるというのは、資産運用を行う上で非常に大切なことではある。この点、実物不動産に対する優位性があるといえる。